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『道得問答』慈音尼著 巻の一 八歳にして母に後れ夫より菩提心に志すの段③
3日目(2022年11月28日) 526頁後ろから4行目~527頁後ろから5行目 【原文】 此心をしらんとおもふ人は、常々心静にして、靜座を好みて、よろづの音聲を聞く者は何者ぞ、是何者ぞと、明暮捨ておかず尋ねなば、終には其主に尋ねあたるべし(注1)。此要(かなめ)をしらざる...
大和商業研究所
2023年1月9日読了時間: 5分
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『道得問答』慈音尼著 巻の一 八歳にして母に後れ夫より菩提心に志すの段②
2日目(2022年9月26日) 525頁2行目~526頁後ろから5行目 【原文】 そのほか、さまざま修行に、心を盡し見たること、筆、言葉にも、つくしがたし。或時は、夜な夜な、人しらぬやうにして、川へ下りて、水ごりをとりて、神々を祈り見ることもあり。知識とあれば、何方此方《あ...
大和商業研究所
2023年1月9日読了時間: 8分
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『道得問答』慈音尼著 巻の一 八歳にして母に後れ夫より菩提心に志すの段①
松柏舎では2022年8月から12月(10月は京都・鳥辺山墓参の為、座学は無し)にかけて、4回にわたり、慈音尼の『道得問答』巻の一の第一段「八歳にして母に後れ夫より菩提心に志すの段」を読んできました。 順次、「原文」「現代語訳」「註釈」を掲載します。...
大和商業研究所
2023年1月9日読了時間: 7分
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石田梅岩・石門心学講座、12月以降の案内
いつも石門心学へ心を寄せていただき、ありがとうございます。 12月以降の講座案内です。 ◆石田梅岩・石門心学講座(松柏舎) 今月の概要は以下の通りです。 【日程】12月26日(月)、18時~20時、基本は第4月曜日、 以降、1月23日(月)、2月27日(月)、3月27日(月...
大和商業研究所
2022年12月22日読了時間: 1分
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12月20日(火)『都鄙問答』会読案内
心学明誠舎の「第4回オンライン会読」 テキストは石田梅岩著『都鄙問答』(岩波文庫)*テキストは各自でご準備ください。 今回は石田梅岩の主著である【都鄙問答】の中の「商人の道を問の段」(26頁~27頁)、「播州の人 学問の事を問の段」(27頁~33頁)を取り上げます。...
大和商業研究所
2022年11月29日読了時間: 2分
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京都・石田梅岩先生の墓参
10月29日(土)は石田梅岩先生のご命日(新暦)です。没後278年になります。 石門心学明誠舎にて京都・鳥辺山のお墓に参ります。ここには門弟達16名が先生の近くに眠る石門心学の一大聖域です。 墓参後、本年ご逝去されました玉置辰次様(半兵衛麩11代目当主)を偲び、半兵衛麩にて...
大和商業研究所
2022年10月20日読了時間: 1分
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石門心学風土記 第37回 美濃の国 切問舎
この度(2018年2月)の美濃の視察調査では、岐阜市・正法寺の亀山恭長舎主(満徳舎、各務郡芥見村、明治13年創立)の墓に詣でた。ここ岐阜大仏で著名である。梅岩先生の師・了雲と同じ黄檗宗であり、小林孝道住職の奥様から詳しく案内を頂いた。...
大和商業研究所
2022年9月20日読了時間: 2分
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2022年9月度 石田梅岩・石門心学講座ご案内
◆Web松柏舎(ZOOM) 今月も『続々鳩翁道話』「一之下」の輪読、最終回。 「誠は天の道なり。これを誠にするは人の道なり」が主題。前回は「心直に天」「丹波の松茸」「馬士卯右衛門」。 今回は暴れん坊であった卯右衛門がどのように改心し変容していくか。漆黒の闇に包まれた心を持つ...
大和商業研究所
2022年9月12日読了時間: 2分
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2022年8月度 石田梅岩・石門心学講座ご案内
◆Web松柏舎(ZOOM) 前月に引き続き『続々鳩翁道話』、今回は『中庸』第20章が主題です。 【日時】8月16日(火)19時~21時、終了後22時まで懇親会あり(自由参加) 【内容】 (1)瞑目・静坐 ~「横田南嶺管長日記」より~ (2)心学の近況、連絡事項...
大和商業研究所
2022年8月14日読了時間: 2分
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石門心学風土記 第36回 大和の国 中村直三と実行舎
早くから心学が栄えた大和 大和の国は、手島堵庵の統率の下に早くから心学が普及した。京・大阪の影響を受け、近江・丹波と鼎立する重要な心学国であった。舎数は七舎で、国別七位、県別で八位と上位だ。 天明・寛政期に篤敬舎(宇陀市)、正誠舎(橿原市)、思明舎(天理市)、本立舎(天理市...
大和商業研究所
2022年7月28日読了時間: 3分
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石門心学風土記 第35回 信濃の国 時中舎
時中舎を開祖の「自謙」さま 信濃の国に心学舎は十二舎あった。摂津・播磨に次いで舎数は国別で三番目に多い。その理由は、植松自謙(現富士見町、1750~1810)、中村習輔(現千曲市、1731~1816)の二人の秀逸な講師が出たからである。自謙は、中澤道二の跡を継いで、江戸・参...
大和商業研究所
2022年7月27日読了時間: 2分
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石門心学風土記 第34回 長門の国 吉田松陰と石門心学
松陰、幼少期に奥田頼杖の心学道話を聴く 天保六年(一八三五)の夏、萩の城下は奥田先生(清水注:広島の奥田頼杖、著名な心学講師)の来講というのが大評判となって、毎日毎夜「日章舎」は聴衆戸外に溢るるばかり。中に年齢僅かに五、六才位の眉目秀麗な一少年が毎講早くから来て、熱心に講義...
大和商業研究所
2022年7月25日読了時間: 3分
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石門心学風土記 第33回 越後の国 越後騒動と小栗了雲の運命
将軍・徳川綱吉の誤裁定で越後高田藩は改易、小栗美作父子切腹 文献には「了雲の父正宗、大宗美作の事に座す」とある。美作とは越後高田藩の筆頭家老・小栗美作。「越後騒動」の首謀者とされた。 この騒動は藩主・松平光長の後継を巡る長い争いの末の悲劇であった。光長に実子はなく、後継を光...
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2022年7月22日読了時間: 2分
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石門心学風土記 第32回 山城の国 了雲と梅岩の邂逅と切り結び
石田梅岩は小栗了雲の峻烈な指導の下に独自の道を拓き私塾を開講する。京都市中での講話及び『都鄙問答』出版で多くの門人を育てた。その源流は了雲の儒仏理解と胆力にあった。 梅岩の未熟さを徹底して指摘する了雲師 書物によると了雲の略歴は以下の通り。「故あって京都に隠れ居た、黄檗宗の...
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2022年7月22日読了時間: 3分
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石門心学風土記 第31回 山城の国 修正舎
心学全国展開の中心・三舎の一つ 修正舎は、心学舎設立の認可権を持つ心学三舎(明倫舎、時習舎)の一つであり、心学全国展開の教化活動の中心を担った。江戸時代、各地に心学講舎が設立されていったが、この三舎の印鑑(三舎印)が公認のあかしであった。...
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2022年7月20日読了時間: 2分
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2022年7月度 石田梅岩・石門心学講座ご案内
目まぐるしく変化する自然・社会・経済環境ですが、石門心学にて不易流行を学んで参りましょう。 ◆Web松柏舎(通算28講・ZOOM) 前月に続き『続々鳩翁道話(一之上)』を読みます。 『中庸』の教えを踏まえて、今月は心の大掃除です。自身の天命を受け止め、道を修める。...
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2022年7月14日読了時間: 1分
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石門心学風土記 第30回 大和の国 求仁舎
「蔵の二階に添付のような机が見つかりました。かなり貧弱な作りですが、中から木版が見つかりましたので、信憑性は高いと思います。右下署名のあたりに[求仁舎]とあります」 奈良県御所市(ごせし)在住、求仁舎の都講のご子孫からメールをいただいた。 幕末、岡本孝道の支援で求仁舎が創設...
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2022年7月10日読了時間: 2分
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石門心学風土記 丹波の国 第29回 傳習舎
京都以外で最も早く設立された傳習舎 傳習舎は丹波国氷上郡黒井(現丹波市春日町)に在った。春日局(徳川家光乳母)はここの出で興禅寺(後述)が出生地と伝えられる。 丹波と京都は隣国であり、心学の教えがいち早く伝わった。『諸国舎号』では六番目に傳習舎が載る。五番までが京都市内であ...
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2022年7月6日読了時間: 2分
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石門心学風土記 第28回 近江の国 慈音尼の生涯~ダイバーシティの先駆けを為す~
女性にも論語・孟子を講義した石田梅岩先生 享保十四年(1729)、石田梅岩先生は京都・上京の一角にて私塾を開講。その際に「女中方は奥へお通りなさるべく候」と門口に掛け行燈を掲げ、奥の一室を女性専用として男の部屋とは簾を隔てて、同じ講義を聴かせたのであった。この時代に女性に経...
大和商業研究所
2022年7月5日読了時間: 3分
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石門心学風土記 第27回 丹波の国 梅岩先生生誕地・氏神の春日神社・菩提寺の春現寺に詣でる
「先生故郷へ行き給うにはかならず宅(京都)にて沐浴し出で給う。道の程七里ばかりの所なるが(中略)、故郷に至りては、先づ氏神に参詣し、次に父母の墓に参りて後、宅(生家)に着し給えり」(『石田先生事蹟』より) 石田梅岩先生の故郷を訪ねて~春日神社にて...
大和商業研究所
2022年7月3日読了時間: 2分
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