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執筆者の写真大和商業研究所

大和梅岩力講座(松柏舎)第四期第5講(通算第42講)のご案内

【日程】2019年8月26日(月)18時~20時

以後の予定は(通常第4月曜日、18時~20時)、9月30日(月)=第五月曜日、10月28日(月)、11月25日(月)

【会場】大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1丁目1番27号 TEL:06-6208-2002)

地下会議室(南側の階段を降りて西側扉より入る)、第4会議室

【最寄り駅】京阪中之島線「なにわ橋」1分、地下鉄堺筋線・京阪線「北浜」3分、地下鉄御堂筋線・京阪線「淀屋橋」5分、

【参加費】500円(終了後、有志にて二次会あり)

【持参物】『都鄙問答』(致知出版社、城島明彦著)=会場にて販売(1,728円)

7~9月は『都鄙問答』「或る人、主人の行状の是非を問うの段」(P236~274)を3回に分け、今月はP248~261を読みます。

【内容】この段は「性理問答の段」についで長い文章です。商家の奢りを諫めています。次作の『斉家論』につながる段です。現在の企業経営や仕事、社会的活動、日々の生活にも通じる話です。梅岩先生は商家の贅沢を戒めるために、武士道を用いています。手本は武士の行動にありと。一方で武士の生き方が、農工商の手本となっているかという刃を突き付けています。

「天下の御政道に奢りはかたき御禁制(いましめ)なり」「治世といえども軍旅のことを捨てざるは士の常なり」「家業のことを知らずして、何を以て商売取続き家を立つべきや」

この時代に許される限りのぎりぎりの言説を持って、決死の覚悟で講義を続けました。そんな江戸中期の革新的教育者・石田梅岩の問答より、私達の行動変容につながる気づきを得たいと思います。

なお、今月は本講座の意義や感想について、皆様からの発言の時間を多くとりたいと思います。奮ってのご参加をお待ちしています。


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